進学してからだと、進路指導の先生に怒られるかも。だったら、進学前に縮毛矯正をかけるのをおすすめしますよ!
と勧められて、縮毛矯正をはじめました。
でも、4つの理由があって、縮毛矯正をやめました。
そして、10年が経ち、また縮毛矯正をかけました。
- 縮毛矯正のやめ方
- 縮毛矯正なしの10年間はどうしてたのか?
も書いています。
縮毛矯正をやめた理由
10年前に縮毛矯正をやめた理由4つをご紹介します。
3ヶ月くらいでカクッとしてくる
縮毛矯正をかけて3ヶ月くらい経つと、くせ毛部分と直毛部分の境目が「カクッ」としてくるんですよね…。これがすごく不自然。
学校で「縮毛矯正かけてるよね?」と先生から指摘されたこともあります。
これも、バージン毛と矯正毛の差が明らかだから。
かといって、3ヶ月で縮毛矯正をかけるのは
- 髪の毛のダメージが激しくなる
ということで、4~5ヶ月経つまで我慢しなければなりません。
施術に5時間くらいかかる
タイムイズマネー。
10年前の当時、施術に5時間くらいかかっていました。
部活や勉強、遊びで忙しい中、4ヶ月に1回とはいえ1日潰れてしまうのはとても負担でした。
毎朝のヘアケアが楽になるのはありがたいのですが、一度に5時間かかるのは負担を感じます。
施術中にお腹が空くので、美容室の許可を取って菓子パンを頬張っていました。笑
お金がかかる
縮毛矯正+ヘアカットで1回1万5千円ほどかかっていました。
高い技術が必要なことや時間がかかることを踏まえると、美容師さんへの対価としては高くはないのですが、お財布は痛い。
学生の自分は親に払ってもらっていましたが、とても申し訳なかったです。
一生かけ続けるの?という疑問
時間とお金の負担。
そして3ヶ月でまたヘアセットが必要になること。
これが一生続くの?と疑問に思いました。
くせ毛による負担感より、縮毛矯正による負担感の方が大きくなっていました。
そして、縮毛矯正をやめることを決意しました。
一生かけ続けないといけないの?って一度は思いますよね。
縮毛矯正のやめ方
縮毛矯正をやめるには、
矯正部分の髪の毛を切る
新しい髪の毛が生えてくるのを待つ
- ヘアアイロンでくせ毛部分を伸ばす
この3つしかないです。
毛先がまっすぐで根本がうねうね、という髪型はとても不自然なので、
縮毛矯正をかけた髪の毛がなくなるのを待つしかないです。
カーリーガールメソッド
くせ毛部分が伸びてきたら、カーリーガールメソッドを試すのもおすすめ。
カーリーガールメソッドとは、NYの美容師であるロレイン・マッシーが考案した、くせ毛を生かしたヘアスタイルのためのメソッド。
手順は以下のとおり。
- 低刺激シャンプーかコンディショナー(Co-wash)で髪を洗う
- ノンシリコンのトリートメントで補修する
- コットン素材のTシャツか、マイクロファイバータオルでタオルドライ
- アウトバストリートメントはもみ込む!
- ハードジェルでカールを作る
- 自然乾燥かディフューザーで髪を乾かす
わたしはジェルを使うのに抵抗があったのですが、ここで使うジェルは水溶性のため、水+低刺激シャンプーで落ちるみたいです。
もし次にくせ毛を生かすスタイルにするときは、挑戦してみてもいいかな?
縮毛矯正なしの10年間はどうしてたの
いろんな髪型を経験しました。
- 結んでごまかしてたセミロング時代
- ヘアカラー
- デジタルパーマでカールをつける
- くせ毛を生かしたショートヘア
- ブリーチして金髪
- サイドと襟足の刈り上げ
などなど・・・
中でも気に入っていたのは、
- くせ毛を生かしたショートヘアで、サイドを刈り上げてツーブロ。襟足も刈り上げ
のスタイル。
一生これでいいかも?と思っていました。
しかし、パートナーとの結婚を見据えて、
「ドレスを着るなら刈り上げはちょっとロックすぎるかな?」
「もう一度ロングヘアにしたい」
と思うように。
もちろん刈り上げやショートヘアでのドレス姿、着物姿も素敵だと思うんです。
でもわたしのキャラじゃないな?と。
セミロングまで伸びました!
また縮毛矯正をかけた理由
セミロングにしたらやっぱりくせ毛が暴れ出す。
わたしが10年の時を経て、再び縮毛矯正をかけるに至った理由8個をご紹介します!
雨や汗で頭がデカくなる
頭のデカさはまるでゴジラ
一番の理由がこれ。雨の日はもうどうにもなりません。
うねうねするだけならいいんです。
でも、くせ毛が爆発して、頭全体が大きく見える…
しかも、梅雨の時期だけじゃなくて汗をかいた時も。
わたしは頭に汗をかきやすいので、夏だけでなくオールシーズン頭に汗をかいています。
つまり、オールシーズン頭デカ女。スタイル悪く見えることこの上なし。
セットしても思い通りにならない髪にうんざり
さらに、アイロンやオイルでセットしても、あっという間に元通り。
これって江戸時代の刑罰みたいですよね。
石を積ませて、それを壊させて、また積ませる…という。
人間は意味のない行為をさせられると壊れてしまうんです。
精神衛生上良くない!
他の方法では満足できなかった
これまで私は、くせ毛に効く!というものはいろいろ試してきました。
- 酸熱トリートメント
- 振動でストレートヘアになるというブラシ
- 塗るだけでストレートヘアになるというアウトバストリートメント
しかし、癖が強めのためか満足いく効果は出ませんでした。
また、
- 髪質改善
- デジタルパーマで癖をごまかす
などの施術も試しました。
でもやっぱり、癖の方が強くて頭が大きく見えます。
やっぱりまとまった髪に見せるためには縮毛矯正しかない!と思い、縮毛矯正を再びかけることにしました。
以前より薬剤と技術が進歩した
以前の薬剤では、施術に5時間かかっていましたが、現在は約3時間で完了。
(これは、以前はバージン毛で現在はホームカラーのダメージ毛なので、パーマのかかりやすさも違いますが。)
また、通っている美容室の技術が進歩したのか、伸びてきても「カクッ」となる現象がありません。
確かに伸びてきた部分はくせ毛なのですが、そこまで不自然感なし。
「カクッ」となる現象の原因は、ズバリ「施術者の技術不足」だそうですよ。
サブスクと思えばアリと思った
現在の美容室では、縮毛矯正+カットで1回15000円程度かかります。
わたしの場合、4ヶ月間隔でかけるので、1ヶ月3750円。
これで髪の毛サラサラになり、毎日のストレスから解放されるならアリかな?
髪のサブスク。と考えることにしました。
毎月自動積立で予算管理しています。
やめたければまた辞めればいい
縮毛矯正を一度かけたら、一生やめられない…ということはありません。
現にわたしは、一度縮毛矯正をやめて10年間くせ毛で過ごしていました。
やめたくなったら、時間はかかるけれどもまた辞めればいい。
時間はかかりますが、必ずやめられますよ!
縮毛矯正の部位をカットしてしまうのが早いです。
天然のストレートだと思っていた友達が実は縮毛矯正をかけていた
これが直接的なきっかけです。
天然ストレートでサラサラロング、と思っていた友達が、実は縮毛矯正をかけていました。
言われてみれば生え際がくるくる。(そういう生え癖だと思ってた)
しかも彼女は自然派で、食べるものもオーガニックにこだわってる人。
縮毛矯正って体に悪そうなイメージもあったのですが、自然派なこのコがかけてるなら、自分もかけちゃおっかな〜。と思いました。
縮毛矯正をかけてよかったこと
縮毛矯正をかけてよかったこと3つを紹介します!
雨や汗でも頭がデカくならない
雨や汗でも頭がデカくならない。
頭がデカくないと、着る服の幅も広がります。
うれしい。
くせ毛で、髪の量も多いのでメガロドンクラスに頭がデカかったです。
パートナーに褒められる手触り
「あ〜、ちょっとお高いけど縮毛矯正かけてよかったな。」と一番思えたのが、パートナーの反応。
「髪の毛サラサラ!つるつる!」と、ずっとわたしの頭を触っています。
パートナーに褒められる手触りの髪。これが月3750円で手に入るなら、安いもんです。
アホ毛も出なくなって最高!
スタイリングが楽、おろしたスタイルができるように
朝のスタイリングが超ラク。
だから、平日でも髪の毛をおろしたスタイルができるようになりました。
くせ毛の時代は、平日はスタイリングの時間が取れないので、むすんで誤魔化していました。
縮毛矯正をかけるデメリット
やっぱり、縮毛矯正をかけるデメリットもあります。
再び縮毛矯正をかけて感じたデメリット4つをご紹介します。
枝毛がすごい
見た目や手触りはつやつやツルツルでも、やっぱりダメージは凄いです。
ホームカラーを繰り返していることもあり、毛先は完全に死んでいて枝毛がめちゃある。
そういえば10年前にバージン毛に縮毛矯正をかけていた時も、枝毛はあったし、髪の毛の絡まりやすさが凄かった覚えがあります。
見た目はツヤツヤなので、友達には傷んでいるようには見えないと言われます。
美容師さんのワザですね!
やっぱりヘアアイロンは必要
なんやかんや、お出かけするにはヘアアイロンが必要です。
- 毛先のハネ
- 寝癖
- ピンピンにストレートな前髪を内巻きにする
など、ちょっとしたスタイリングは必要。
バージン毛に縮毛矯正をかけていた時は、こんなにスタイリングする必要はなかったような気もするので、これはわたしの髪がホームカラーで傷んでいるせいかもしれません。
スタイリングが必要なら、わざわざ縮毛矯正をかける意味はないのでは?
そんなことはないですよ。
オールくせ毛の時とはスタイリングにかかる時間が圧倒的に短いです。
ちょちょっとアイロンブラシでとかすだけ。
また、一度ストレートにスタイリングしたら、雨や汗で頭が大きくなることはありません。
一日中、サラサラストレート&きゅっと小さい頭のままです。
スタイリングした努力が実を結ぶのはうれしい。
おすすめグッズ
わたしは不器用で普通のヘアアイロンは使えないので、アイロンブラシを使用しています。
美容師さんオススメのケアライズのやつ。
小回りが効いてスタイリングしやすいですし、普通のヘアアイロンより一度に伸ばせる髪の量が多いので、かなり時短になります。
2~3分でヘアセット完了です。
温まる部分が肌に触れることがないので、やけどの危険も小。
普通のストレートアイロンより若干、伸ばす力が弱めですが、すでに縮毛矯正をかけているので十分綺麗になります。
サロニアのアイロンブラシも使ったことがあるのですが、ケアライズの方がヘッドが小さく、
ブラシの先が真っ直ぐなので使いやすいです。
温度設定が120・150・170・190・210°Cから選べるのもポイント。
わたしはいつも150~170°Cで使っていて、熱すぎないのでダメージを抑えられているような気がします。(気休め)
また、気休めついでに、熱から髪を保護してくれる成分の入ったリファのロックオイルも使用しています。
今見たらリニューアルしてボトルが変わったんですね。
サフラワーオイルのサラッとしたテクスチャーで、髪が重くなりすぎず気に入っています。
香りがキツすぎないのもポイント。他のアウトバス製品とケンカしません。
旅行の時は小さいボトルに詰め替えて持っていくほどです。
ショートヘアの時はバームとかつけてたんですが、ロングになってくるとサラッとしたオイルでまとめたいですね。
あ、このオイルをつけるのはアイロン前ですよ!
ホームカラーができない
縮毛矯正をしているとホームカラーはできません。
サロンでのカラーと違い、
- ダメージがムラになる
- 薬剤が強く、全体的なダメージも強い
からです。
特に「ダメージのムラ」がめちゃくちゃ厄介だそう。
ダメージがムラになっていると次の縮毛矯正の際、美容師さんが薬剤の強さを選ぶのに苦労します。
ホームカラーの履歴があると、ビビり毛を回避するために弱めの仕上がりになってしまうことも多いです。
また、技術が未熟な美容師さんに当たると最悪はビビり毛になってしまいます。
↓カラーと縮毛矯正を両方楽しむ方法はこちら
ブリーチができない
流石に縮毛矯正+ブリーチをすると、よほど髪の毛が強くない限り、ビビリ毛になります。
最悪の場合、髪の毛がごっそり切れてしまうことも。
サラサラ金髪やブリーチオンカラーは地毛では無理なので、もししたい場合はウィッグしかなさそう。
最近のウィッグはとても進歩していて、わたしも1つ持っているのですが
帽子をかぶっていればほぼ、バレることはありません。
帽子なしでも、ウィッグ経験者にしかバレないかな。
今は田舎に住んでいるので、ご近所さんに見つかると「あら〜^^」となって面倒で、あまりつけていませんが、
都会で暮らしていた時はたまにシルバーのウィッグで出かけていました。
地毛でシルバーにしようとすると5回以上のブリーチ&黄ばみ対策のムラシャン、とかなりの代償を払う必要があります。わたしの髪は細くて弱いので、5回もブリーチしたら切れてしまうと思います。
ウィッグなら髪も痛まず、2000円代で気軽にヘアチェンジできるのが良いです。
まとめ
色々あってまた縮毛矯正をかけたけど、
一度縮毛矯正をやめたことは後悔していません!
10年の間に、
- くせ毛を生かしたショートヘア
- ハイブリーチ
- デジタルパーマ
- ホームカラー
など、縮毛矯正をやっていたらできない髪型、髪色をいろいろやってきました。
だけど、また縮毛矯正をかけたくなった。
やめたくなったらまたやめたらいい。
より自分らしく、縮毛矯正に縛られる必要はないんですよね。
お読みいただいてありがとうございました。
参考になれば幸いです。
↓縮毛矯正の頻度が気になる方はこちら