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【初心者】家庭菜園に何を植えたらいい?薬味野菜がオススメ!育て方も紹介

ガーデニング
しまこ
しまこ

家庭菜園を始めたいけど何を植えたらいいの?初心者でも育てやすいのが知りたい!

わたし
わたし

薬味がオススメだよ!

この記事でわかること
  • 家庭菜園初心者は薬味(香味野菜)を育てるのがオススメな理由
  • 薬味の育て方
  • おすすめの香味野菜
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家庭菜園では薬味を育てるべき3つの理由

薬味を育てるべき理由3つはこの通りです。

薬味を育てるべき3つの理由
  1. 必要な時にすぐ収穫できて便利
  2. 虫がつきにくく、栽培が簡単なものが多い
  3. 買うと高いので栽培のコスパがいい

この下で順番に解説していきます!

①必要な時にすぐ採れて便利

悩む人
悩む人

ちょっと冷奴に薬味のせたいな…

と思ったらすぐ収穫!ベランダや庭に出て5秒で収穫できる!

わざわざ買いに行かずに済むので、冷蔵庫にストックする必要がありません。

薬味って、切らしがちなんですよね。いざ使おうと思ったら、ない。もしくは、期限切れになっている。

なくてもいいけど、あったらめちゃ美味しくなる。家庭菜園で作った薬味で、お家ご飯を気軽にアップデート。

夏はそうめんに冷奴。秋冬はうどんや、お味噌汁にちょい乗せ。

オールシーズン薬味。

家庭菜園で薬味を育てると生活が豊かになりますよ!

②虫がつきにくく、栽培が簡単なものが多い

しまこ
しまこ

家庭菜園って難しそう…

そんなあなた。薬味(香味野菜)は栽培が簡単です。

なぜなら、虫がつきにくいから。

香味成分が虫を寄せ付けにくいんです!

無農薬でも大丈夫。土に植えて、日当たりの良い場所に置き、水やりしてれば収穫できます。

初めての家庭菜園は、あると便利で栽培がカンタンな薬味がオススメ!

③いざ買うとなると高い。栽培のコスパ◎

悩む人
悩む人

大葉が2枚で110円…

薬味って、いざ買うとなるとお高いですよね。

少量販売で、パックや輸送にかかる費用の割合が大きいため、どうしても割高感があります。

自宅で栽培すれば、

  • プランター
  • 種や苗(再生栽培可能なものも!)

など一通りのものを揃えるだけで、無限に収穫できちゃいます。しかも栽培はカンタン。

薬味栽培はコスパ最強!

オススメの薬味とその育て方

初心者にオススメの薬味(香味野菜)を、農家育ちのわたしがご紹介します!

おすすめの薬味一覧
  • ねぎ
  • しそ
  • バジル
  • ディル
  • ミョウガ
  • ミツバ
  • にんにく
  • ショウガ

ねぎ

一番オススメなのがネギ。

お料理での使用頻度が高いですし、栽培もカンタンです。

ネギは苗や種を買ってもいいですが、

  • できるだけ早く収穫したい!
  • 少量だけ育てたい!
  • なるべくコストを抑えてネギ栽培を始めたい

という場合は再生栽培がオススメ。

ネギの再生栽培のやり方
  1. 買ったネギの根っこを残して、上の部分を切り離す(上の部分は料理に使います)
  2. ネギの根っこを土に挿す
  3. 表面が乾いたらたっぷり水をあげる
植え付け部分
赤マル部分を植え付ける!

使う分だけ収穫するようにすれば、切り口の下がすぐ伸びてきますので、
何回も収穫できますよ。

シソ

しそ、大葉

夏に大活躍するシソ。そうめんや、たらこパスタ、冷奴に…。

シソも栽培難易度は低いです。うちでは、毎年こぼれ種からシソがあちこちに生えてきて、雑草並みに強いですよ。

すぐに収穫したい場合は苗、たくさん収穫したい場合、できるだけコストを抑えたい場合は種がオススメ。種はダイソーにも売っています。

ポイントは水やり。シソは水が好きな植物なので、カラカラに乾く前に水をあげます。
表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。地植えなら水やりは不要です。

また、夏場は日当たりが良すぎる場所では乾きすぎてしまうので、半日だけ日が当たる場所がベスト。軒下など日陰になる場所でも育ちます。(でも、さすがに室内は暗すぎてダメです)

↓おしゃれな栽培キットもあります。

シソ追記

野菜の中では虫がつきにくい方ですが、プランターのシソは毛虫がついてしまいました…

絶対に虫をつけたくない方は、

  • 農薬を使う
  • 不織布でトンネルする

などの対策が必要です。

なお、地植えの方は虫被害が少ないです。

  • 地植えの方がしっかり育つもで、虫が食べづらい
  • 地植えの方が日当たりがいい

あたりがプランターとの違いかな〜と思います!

シソは収穫までの期間が短いので、できれば化学農薬の使用は避けたいところ。かと言ってトンネルは手間がかかる。

そこで、

  • 木酢液
  • 唐辛子液

などで虫除けしましょう。

↓唐辛子液の作り方はこちら!

木酢液は濃度を間違えて植物を枯らしてしまったことがあります。きちんと薄めて使いましょう!

バジル

バジルはイタリアンを作るときにとても活躍します。

我が家ではトマト缶を常備しているのですが、トマト缶で料理するときにちょっとバジルを散らすととてもいい香りですっごく美味しくなるんです。

バジルは耐寒性が低いので冬越しができませんが、春夏の栽培はとても簡単。

わたし
わたし

今年はとてもよく育ち、なんと木になってしまいました。冬に屋内に取り込んで越冬させるか迷っています。

初めてのバジル栽培なら万能なスイートバジルがオススメです。収穫したての新鮮なバジルは本当にいい香り。

慣れてきたらレモンバジルやシナモンバジルなど、他の種類のバジルに挑戦してみるのも楽しいですよ。

しまこ
しまこ

売ってないバジルは作るしかない!

ディル

しまこ
しまこ

ディルってどうやって使うの?

わたし
わたし

ディルポテトにしたりスープに入れたり…結構いろんな料理に使えるよ!

ディルもほっとけば育つのでめっちゃオススメです。

ディルポテトにすると絶品で、ポテトをつかむ手が止まらなくなります。

ミョウガ

そうめん、豚しゃぶ、冷奴に…ミョウガがあると一気にワンランク上の味になりますよね。また、たくさん収穫して甘酢漬けや味噌漬けにするとご飯のお供になります。

ミョウガもほったらかしで成長するので楽ちん。

ミョウガの栽培方法
  • 深めのプランターを使う
  • 日当たりの悪い屋外で栽培する
  • 土が乾かないようにマルチをする

とにかく、土が乾かないようにじめっとしたところで育てるとスクスク育ちます。

注意点は、収穫まで時間がかかること。
我が家では今年の4月から栽培していますが、10月になってやっと収穫できました。

売っているミョウガはつぼみの部分を食べます。地面から生えてきたつぼみを収穫します。花が咲くと味が落ちるらしいので、花が咲かないうちに収穫します!

ミョウガは植えてはいけない?

ミョウガを検索すると植えてはいけないと出てきます。「植えてはいけない」とは、繁茂力旺盛で、一度植えると繁茂しすぎて根絶が難しいという意味。

我が家では15年くらい前、ミョウガを地植えしていましたが、いつの間にか消えてしまっています。
奴は植えてはいけない四天王の中では最弱!

地下茎で増えるので、植えても大丈夫ですよ〜とは言いにくいですが、環境によっては消えてしまうというご報告です。

地下茎最強はドクダミだと思う。

ミツバ

ミツバもほったらかしで栽培できます。

炊き込みご飯やお吸い物に。我が家ではお茶漬けにも使います。

今年の夏は放置してたらアブラムシがついてしまい、かなり弱ってしまいましたが、秋になってまた復活しています。

にんにく

にんにくは、冷蔵庫に放置していてもニョキニョキ芽を出すくらい元気!
栽培が簡単でおすすめです。

にんにくの栽培方法
  • 秋に植える
  • 水はけの良い土に
  • やや乾燥気味に管理
  • 日当たりの良い場所に置く

気温の高い夏は休眠してしまうので秋に植えましょう。

わたしは試しに春に植えてみましたが、気温が高くて一向に芽を出しません。春に植えても秋まで芽を出さないです。

にんにくは本来砂地で育つので、水はけの良い土でやや乾燥気味に管理しましょう。普通の培養土か、赤玉土:腐葉土:パーライト=7:2:1の土がおすすめです。

地植えの場合は

  • 畝を作って髙植えにする
  • ポタジェ(レイズドベッド)に植える
  • 腐葉土や籾殻くん炭などを混ぜて土壌改良する

などの水はけ対策をしましょう。

ショウガ

ショウガも使用頻度が高く、栽培が簡単なのでおすすめです。

しょうがの栽培のポイント
  • 芽を出すまでかなり時間がかかるが焦らないこと
  • 水はけをよくすること

種ショウガではなく、スーパーで購入したショウガでも栽培できます。

ショウガは芽が出るまでかなり時間がかかります。我が家では5月に植え、芽を出すまで1ヶ月くらいかかりました。

途中で「腐ってないかな?」と心配になりますが掘り起こさずに気長に待ちましょう。忘れた頃に芽を出します。

基本の栽培方法

初めて植物を栽培するなら栽培キットでも十分です。

でも、家庭菜園を始めるなら大きめのプランターを用意して育てる方がオススメ。プランターは大きい方が水涸れによる失敗が少なく、植物がのびのび根っこを伸ばせるためよりたくさん収穫ができます。

用意するもの
  • 大きめのプランター
  • 培養土
  • ジョウロ

プランターは大きめがオススメ。育ちが違います。

プランターは野菜用の大きいものを買いましょう。特に、しょうが、ニンニク、ミョウガなど根っこが発達するものは、深さが30cm以上あるものが必要です。

大きければ大きいほど伸びのび育ちますが、ベランダだと場所に限りがあるので、最低幅50cm,深さ30cmが目安ですね。

1~2株だけ育てる場合、丸型のプランターもオススメです。

底面給水タイプは、水が乾きやすい夏場の水切れを防げるので、初心者にオススメです。

わたし
わたし

普通のプランターだと、真夏は朝夕2回水やりしないと土が乾いてしまいます。今年の夏は雨が少なくて、乾きすぎで枯れてしまった植物もありました…。

特にベランダは風通しがよく、周囲がコンクリートのため乾きやすいのでご注意を!

土は培養土がオススメ

わたしはたくさん土を使うので、赤玉土と腐葉土と肥料、パーライトをまぜまぜして土を作っていますが、初めて家庭菜園をするなら野菜用の培養土を買うのがオススメです。

わたし
わたし

なお、庭の土をそのまま使うのはオススメしません。根腐れしたり、乾きすぎたりしてうまく育ちません。(経験談)

培養土には肥料が含まれていますし、色々まぜまぜする必要もなくそのまま支えて楽ちん。

植える前に準備すること

一番下から鉢底ネット、鉢底石、培養土の順。

正統派のやり方は、

  1. プランターに鉢底ネットを敷く
  2. 鉢底ネットの上に鉢底石を敷く
  3. 鉢底石の上に培養土を入れる
  4. 完成!

といった感じです。

ですが、プランターに付属の鉢底ネットが付いていて、底上げ構造になっている場合は、わたしは培養土を直入れしちゃいます。

鉢底石がなくても、水はけを確保できるためです。

鉢底ネットに足が付いていて、土を浮かせることができる。

まとめ

家庭菜園を始めるなら、まずは薬味から!

  • ネギ
  • しそ
  • バジル
  • ミョウガ

あたりが栽培が簡単で、使用頻度も高いのでおすすめです。

植物によって

  • 日向が好き
  • 日陰が好き
  • 水はけがいい方が好き
  • 湿っている方が好き

など好みがあるので、調べてから栽培を始めましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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