車は維持費がかかりすぎる!できれば車なしで暮らしたい…
免許を取った時からずっと思っています。
わたしはペーパードライバーで、免許を取った時以来運転経験もありません。
また、免許を取った後に病気になり、運転禁止の薬を飲んでいるため、
本当に運転できないのです。
というわけで、婚約者の車だけで生活できるように、今考えていることを書きます。
夫婦で車1台生活を計画中の現状
現在の私と婚約者の状況
私と彼は婚約中で、今年の10月から一緒に住む予定です。
そのため、今は新居探し中。
新居を探すにあたり、「車なしで生活できること」が必須条件となります。
まずは、私たちの仕事と通勤について。少し特殊です。
- 私→在宅ワーク中心。月に2回程度出社の必要があるが、会社は駅の近くにある
- 彼→毎日車通勤。会社が駅から遠い山奥にあり、車必須
という状況。
私は治療薬のために運転ができないので、車を持っていません。
また、車を持てるほどの収入もないです。
現在は完全なる子供部屋おばさんです
地域の交通状況
車はひとり1台持っているのが普通で、大学生にもなると親に車を買ってもらうか、
自分でバイト代を貯めて中古の車を買うのが当たり前という地域です。
ですが、電車は1時間に3本程度走っていて、駅近にスーパーやドラッグストアもあります。
住む場所を選べば車なしでも生活はできそうです。
実際、高齢の方はシニアカーや電動自転車、手押し車などで買い物に行かれています。
ではなぜみんな車を持っているのか。
それは、通勤に必須だから。
バイトをしようと思っても、車が無いと選択肢がほとんどありません。
私もタイミーで仕事を探したことがあるのですが、
公共交通機関や自転車で行ける範囲には1つも仕事がありませんでした。
学生時代の友達も、車でしか行けないバイト先の人が多く、
親に送迎してもらうか自分の車で行っていました。
つまり、
- 仕事をしていない
- 在宅ワークである
- 駅近に会社がある
のいずれかであれば、車なしでも生活できるはず。
車がなくて困ったシーン
最近、厄介な夏風邪をひいた時は困りました。
40度近い高熱が出たため病院に行きたかったのですが、車を出せる家族がいない。
喉がかすれ、声が出なくてタクシーも呼べない。タクシーを呼んで外で待っている間に倒れそう。
その日は常備薬でなんとかしのぎ、翌日家族に車を出してもらって受診しました。
受診した際も、コロナ対策のため
「コロナの検査結果が出るまで車の中でお待ちください。」と言われ、
「こりゃタクシーや徒歩で来てたら大変だな。」と思いました。
外は35度を超える猛暑で、座るところもありません。
車1台で同棲開始予定の理由
そもそも、私が車を運転できないから
そもそも、私はペーパードライバー。
免許取得以来全く運転していないので、ちょっと運転がこわい。
また、運転禁止の薬を飲んでいるので、運転してはいけません。
(みんなこっそり乗ってるけどね…)
運転禁止の薬って案外たくさんあります。
風邪薬や、花粉症の薬もそうですよ。
車2台も持てる経済力がないから
後述しますが、車の維持費が1台につき月6.3万円かかります。
2台となると、単純に倍になって月12.6万円。高すぎる。
田舎でも場所を選べば車なしでもいけそうだから
ど田舎とタイトルに書きましたが、山奥や離島ではないので
市街地を選んで住めば車なしでも生活できそうです。
今考えている新居は、
- スーパーまで徒歩10分以内
- 駅まで徒歩圏
という場所。
車の維持費が高すぎる!
彼が5年間車を所有していてかかった費用をご紹介します。
車1台で年間75万円!
車1台所有するのに5年間でかかった費用の内訳です。
- 車体:70万円
- 車検2回:22万円
- 自動車保険:72万円
- 自動車税:17万2500円
- 駐車場代 :54万円
- ガソリン代:132万円
- メンテナンス:4万7000円
- 修理代: 5万円
→合計3769500円
年間にすると753900円。
月6.3万円ほどになります。
車体 70万円
以下のスペックの中古車を購入しました。
- 走行距離 2万km
- 8年前の型式
- 修復歴なし
- カーナビ付き
- 車検整備付き
ディーラーの認定中古車のため、やや割高だったかもしれません。
小型乗用車です。
車検 22万円
中古車なので、2年に1度の車検です。1回11万円でした。
- 車検代1回11万円
- 5年間で2回車検を受けた
- リスト3
車検はカー用品店で受け、かなり安くしてもらいました。
本当は友達がやっている整備工場で受けるのが一番安く済みます。
自動車保険 72万円
- 年間14万4580円
- →1.2万円強 / 月
- 運転者の限定なし
- 保険加入時、20歳以下だった
友達に運転してもらうこともあるため、運転者を限定しませんでした。
また、中古車だったので車両保険はつけませんでした。
自動車税 17万2500円
小型乗用車で排気量1.3Lのため、年間34500円でした。
駐車場代 54万円
- 都市部の月極駐車場
- 1.5万円 / 月
- 3年間
当時は都市部に住んでいたため、駐車場代が高額になっています。
現在は実家のため、駐車場代はかかりません。
田舎のアパートなら、駐車場代は月3000円が相場ですね。
ガソリン代 132万円
詳細は以下の通りです。
- 年間走行距離1.6万km
- ガソリン165円/L
- 燃費10km/L
ドライブが趣味のため走行距離が長めです。一般的には年間1万キロが目安だそう。
月2.2万円ほどになります。
メンテナンス 4.7万円
- タイヤ交換 23000円
- オイル交換 24000円
オイル交換とタイヤ交換の費用です。
タイヤは2回ほど釘を踏み抜いてしまい、パンクしたのと
走行距離が長くなるにつれて溝がなくなってしまうので4本とも交換しています。
5年間で5本交換することになりました。
オイル交換は走行1万km毎にやっています。5年間で8回くらい。
カー用品店で交換してもらいました。
修理代 5万円
- エンジン修理 5万円
- ライト交換 1000円
5年間のうちに、一度エンジンが故障して修理しております。
大きくぶつけたりすることはなかったので、修理代は少なめです。
ちょっと擦った程度の傷は、ペンタイプの塗料で誤魔化していました。
中古車にしては頑張ってると思います!
車なし/車1台で田舎暮らしをするためのコツ
車なしで通勤できること
田舎暮らしで車が必須!と言われるのは、仕事に車が必要になるから。
車なしで通勤できるなら、車が必須ではありません。
- 電車・バスで通勤する(公共交通機関で行ける職場・家を選ぶ)
- 自転車で通勤する
- 原付で通勤する
どうしても交通の便が悪い…という方におすすめしたいのが原付。
原付は月3000円程度の維持費で維持できるそうです。安い!
ガソリン代や保険料、税金やオイル代、整備代などすべてふっくるめても原付の維持費は月3000円程度。
車の維持費は月3万円以上なので約10分の1で済んでしまう。
出典:仙台東ライダース『原付の維持費ってどのくらい?バイク屋が教える現実的な金額は・・』
原付2種の免許を取得すれば、60km/ hまで速度を出せるので
ほぼバイクですね。
徒歩と自転車だと、どうしても行動範囲が狭くなりがちなので、
原付があったらあちこち行けるのにな〜と思います。私は運転できませんが…
女ひとりで夜道はダメ
田舎では、駅から徒歩圏だからといって女性が夜道を歩くのはオススメしません。
普通に危ない目に遭います。
街灯すら少なくて真っ暗。
人が全然歩いていないので、何かあっても誰も助けてくれません。
私の家族や友人も痴漢に遭遇しています。
後をつけられたり、不審な車に待ち伏せされていたり。
これが原因で車通勤に変えた女性もいます。
後をつけられた経験のある女性は結構多いです。
自転車でも危ないです。
塾帰りの女の子が自転車で帰っていて、自転車のホイールに棒を差し込まれて止められ、
被害に遭ったという話を聞きました。
女性が一人で夜道を歩く・自転車で走るのはやめましょう。
フルリモートの仕事に就く
フルリモートの仕事に就くのも、車を持たないためのアイデアの1つ。
私も在宅メインの仕事をしています。
地方移住で車なしで生活したい!という方は、新しく仕事を探すなら
フルリモートの仕事もおすすめです。
↓地方移住支援でプログラミングスクールを開講している自治体も。
配偶者が転勤族で、転勤のたびにパートを辞めなければいけない…という方にも
フルリモートの仕事がおすすめです。
スーパーの近くに住む
スーパーの近くに住めば、車なしでも生活に困ることはありません。
私たちもスーパーの近くの物件を探しています。
- 生鮮食品も売っているスーパー
- ドラッグストアもある
- スーパー・駅両方徒歩圏
という条件で探し中…
ネットスーパー・ネット通販の活用
- 重いもの
- 近所に売ってないもの
は、ネットで買いましょう。
地方でもネットスーパーが充実してきています。
- 即日配送
- 送料が220円均一
など、魅力的です。
車の維持費は月6.3万円。
多少送料がかかるとしても、車を持つよりは安く済みます。
体調不良で外に出られない時はネットスーパーを利用する予定です。
タクシー利用
2ヶ月に1回くらいですが、タクシーを利用することもあります。
たいていの場合、たまにタクシーを利用しても、車を持つよりは安く済みます。
地方によっては、タクシードライバー不足が深刻な地域もあります。
コロナ以降、高齢のドライバーが辞めてしまったので、予約しないと全然乗れない…なんてことも。
- 複数のタクシー会社の電話番号を調べておく
- できるだけ予約しておく
などの対策が必要になるかもしれません。
どうしても車が必要になりそうなシチュエーション
子どもを持ったとき
子どもを持ったらやはり、車が必要になりそうです。
- 子どもの健診・予防接種
- 子どもの病院受診
- 幼稚園・保育園の送迎
- 習い事の送迎
- 子どもを連れての買い物
など、時間の融通が利く私が運転できた方がよいシーンがたくさんあります。
(子どもを持つ頃には運転禁止薬は断薬予定。現在減薬中。)
夫の通勤に車が必要なので、もう一台必要になりそう。
将来的には私の親と同居予定なので、両親どちらかの車を貸してもらえばなんとかなるか…?
両親が働いていたら車の共有は無理かもしれないし、なんとも言えません。
また、両親が車に乗れなくなった場合も車1台では厳しそうです。
まとめ
私は車なしで田舎生活中の実家暮らし。
車1台での同棲を計画中です。
車1台生活実現のポイントは、
- なるべくスーパーの近くに住む
- 駅徒歩圏の物件に住む
- 車なしで仕事ができること
という3点ですね。
現在は計画段階ですので、実際に暮らしてみて気づいたことがあったらまた補筆します。
お読みいただき、ありがとうございました。